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20年度入試も「定員管理の厳格化」が影響

2020/04/14

 16年度から始まった、私立大学の「定員管理の厳格化」が、20年度も継続される。20年度の定員オーバーは、19年と同じで大規模大が1.10倍まで。これを超えれば補助金がカットされるだけに、私立大では神経をとがらせている。この影響で、難関校から中堅校までが難化すると予想され、「安全志向」が20年度入試でも優先されたようだ。
 そのためか、早慶、MARCHで知られる難関私立大は、軒並み志願者数を減らしている。また、関西ではくっきりと明暗が分かれた。立命館大学は志願者が増加したが、同志社大学は減らした。
 2021年度に導入される「共通テスト」の導入が迫る中、新テストは受けたくない、浪人したくないという安全志向も強く前面に出たようだ。

 

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