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新テスト試行調査:記述式は難易度を下げて出題、今から結果・分析が注目される

2018/11/12

 大学入試センターは、大学入学共通テストの試行調査(プレテスト)2日目の11月11日、数学と理科の2教科10科目で調査を実施し、2日間の日程を終了した。新たに導入される記述式では、前回調査で正答率が低かったため、同センターは正答の条件を明確にするなどの対応によって難易度を下げた。

 前回調査で数学3問の正答率がいずれも1割未満で半数が無解答だったことから、今回は数式のみや短い文章など答えやすい形式の解答を求めることにした。終盤の無解答が多かった科目では、解答時間を確保できるように配慮。とくに、生物は問題文の文字数を前回比で20%~15%減らし、物理と化学は計算問題を約半分に減少。前回調査の反省を踏まえて問題量を減らすなどの改善を行った今回の調査で、平均点などがどれだけアップするか、本番に大きな影響を与えるだけに、その結果・分析に注目が集まっている。

参考:https://www.dnc.ac.jp/news/20181111-02.html

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