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東京大:2020年共通テストで方針転換、英語民間試験の活用方法を検討へ

2018/04/27

 東京大は4月27日、2020年度から始まる大学入学共通テストの英語で導入される民間資格・検定試験を、合否判定に使うことをホームページ上で明らかにした。東京大は3月の記者会見で「高校の授業が民間試験対策になる恐れがある」「公平、公正の担保に問題がある」などとして合否判定に使わない方針を示していた。

 東京大はホームページに「入学者選抜に関する考え方について」とする声明文を公表。その声明文によれば、「英語力の4技能(読む、書く、聞く、話す)を評価することは意義がある」とした上で、国立大学協会が3月に公表したガイドライン(指針)に沿って民間試験を活用し、効果を検証するとした。具体的にはワーキンググループを設置し、検討を重ねるという。検討結果は、今後改めて公表するとした。

参考:https://www.u-tokyo.ac.jp/stu03/e01_admission_method.html

 

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