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福知山公立大:2020年度に「情報系学部」を新設へ、2学部体制で企業などと連携

2018/02/21

 京都府福知山市は、福知山公立大に2020年度、2つ目の学部となる情報系学部を新設する方針を決めた。これを報じた京都新聞(2/21)によれば、2月21日に発表した2018年度一般会計当初予算案で、新学部棟として使用する建物取得など関連費1億8千万円を計上。2学部体制で、住民団体や企業などとの連携を強め、若者定着や産業振興につなげていく。

 新設される情報系学部は定員100人で、ビックデータの解析や人工知能(AI)を活用するIT分野の人材育成を目指す。2018年度に、同大学は文科省に設置認可を申請し、市は同大学キャンパス内にある旧成美大短大の校舎(鉄骨2階、延べ床約1700平方メートル)を取得し、新学部棟とする。同大学の隣接地には、京都工芸繊維大が今年10月、福知山キャンパスを開学する。高度専門技術者を目指す理工系の3年生30人が、府北部で約1か月の企業インターンシップなどを行う。新学部棟は、両大学の連携拠点としても活用する。

 

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