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文科省の対応:大阪大の入試問題ミスを受けて、外部情報の専用窓口設置へ

2018/01/29

 大阪大が2017年2月に行った一般入試で本来の合格者を不合格にした問題を受け、文科省は1月29日、出題ミスに関する情報を受ける専用窓口を近く、省内に設置することを決めた。これを報じた読売新聞(1/29)によれば、林文科相が1月29日の衆院予算委員会で、公明党の赤羽一嘉氏の質問に「(大阪大は)外部の指摘があったのに対応が遅れた。文科省の中に専用の窓口を設ける」と答えた。

 文科省では、出題ミスの指摘や情報を受けるため、専用のメールアドレス設置を検討している。現在、文科省に寄せられたミスの情報は、同省大学入試室で対応している。外部に相談先を分かりやすくするため、専用窓口を設けることにした。大阪大の入試ミスの発覚後、文科省は全国の国公私立大に、入試ミスの可能性が判明した際、組織的な検証を行うよう呼びかけている。

 

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