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センター試験平均点:中間集計で物理基礎と日本史Aが過去最低

2017/01/18

 大学入試センターは1月18日、14・15日に実施したセンター試験の平均点の中間集計を発表した。これを報じた朝日新聞(1/18)によれば、採点が済んだのは、全受験者の半数程度にあたる26万2031人だが、今のところ得点調整をするほど点差が開いた科目はないという。

 得点調整をする対象は、地理歴史(B科目のみ)、公民(現代社会、倫理、政治・経済)、理科(2)の3教科。各科目間に20点以上の平均点差が生じ、これが問題の難易度に基づくと認められる場合に得点調整をする。現時点では、点差は最大でも理科(2)の化学と生物の間の16.47点。現段階で、生物基礎は過去最高点、物理基礎と日本史Aは過去最低点となった。昨年の最終集計に比べて最も点数が上がったのは地学(16.17点)、最も下がったのは国語(200点満点で25.94点)だった。生物基礎は、50点満点だが12.3点アップした。

 

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