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2017年新設:5大学47学部37学科、情報化や超高齢化などに対応

2016/12/30

2017年春に新設される大学・学部(学科)が出そろった。サンデー毎日(12/30)が、その新設5大学47学部37学科の主な傾向等について報じた。それによれば、例年の傾向通り、看護などの医療系の新設が多い中、新たな傾向として注目されるのは情報系。ビッグデータの活用など情報技術に注目が集まる中、受験生の人気も高いようだ。2017年は多くの大学で、情報系の学部や学科の新設が進む。学部では滋賀大・データサイエンス、東京電機大・システムデザイン工、東洋大・情報連携など。

津田塾大が女子大として初めて設置する総合政策も、情報技術を重視する。さらに、グローバルに活躍できる人材を養成する、国際系の学部に分類される。他にも東洋大の国際と国際観光、南山大・国際教養など、この国際系統を設置する大学は多い。理工系学部で注目されるのは芝浦工業大・建築。「文高理低」の学部志望動向にあって、先の情報系や建築・土木など、将来の働く姿が想像しやすい系統は人気が高い。また、大阪工業大が新設するロボティクス&デザインも初年度から高い倍率になる可能性がある。

 

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