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法科大学院:人気低下で曲がり角、注目度高まる「予備試験」とは?

2016/12/29

法科大学院の人気が低下している。74校あった法科大学院もいずれは半数近くなるとの指摘もある。一番の原因は弁護士志望者の「就職難」があるからだ、とZUU online12/29)が報じた。それによれば、その為に弁護士志望者の減少が「法科大学院離れ」の原因にもなっている。晴れて合格し弁護士登録しても、廃業し転職する人もいるという。

こうした中で最近の傾向として注目されているのが、予備試験からの合格狙いだ。これは法科大学院修了と同等の知識があるかどうかをはかる国家試験で、合格すれば司法試験の受験資格が得られる。これなら大学在学中に予備試験合格を果たし司法試験受験が得られる制度だが、合格率が法科大学院卒よりも良く今年の司法試験合格者1583人のうち235人(前年比49人増)は予備試験組からの合格者となっている。今後は、法科大学院も予備試験組との競争が激化するとみられている。

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