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学校基本調査:大学進学率最高の52%、入学者も2年連続増

2016/08/05

 今春の大学進学率は、前年度比0.5ポイント増の52.0%で、過去最高になったことが8月4日、文科省が発表した学校基本調査(速報値)で分かった、と読売新聞(8/5)が報じた。同紙によれば、少子化が進む中、大学(学部)入学者の数も61万8424人と2年連続で増えた。大学進学率は、7.9%だった1955年度以降、増加傾向を示し、2009年度には50%を超え、5割前後を維持している。一方、短大進学率は94年度の13.2%をピークに減り続け、今年度は4.9%だった。

 文科省の担当者は「近年は景気動向の改善などで進学を目指せる家庭が増えたうえ、就職の際は大卒の方が有利とみて進学率が増加しているのではないか」と指摘している。

 

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