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2015年度に卒業予定の大学生の2月1日時点での就職内定率は87.8％（前年同期比1.1ポイント増）で、5年連続で上昇したことが3月18日、文科省と厚労省の抽出調査で分かった、と産経新聞（3/18）が報じた。同紙によれば、いまだ約5万2000人が内定を得られていないと推計されるが、調査は4月1日時点まで行われ、最終的な就職率は例年90％以上で推移すると見込まれている。

内定率は、男子大学生が86.5％（同1.2ポイント増）だったのに対して、女子大学生は89.3％（同1ポイント増）と男子を上回った。国公立大は89.6％（同0.3ポイント増）で、私立大は87.3％（同1.5ポイント増）。地域別では、関東地区が91.8％と最も高く、次いで中部地区87.9％、近畿地区87.7％、北海道・東北地区87.3％－となった。