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大学新入試:「AI」採点で記述式を短時間処理、2020年度予定

2016/03/07

大学入試センター試験の後継となる2020年度開始予定の「大学入学希望者学力評価テスト」で、新たに導入される記述式試験の採点業務について、文科省が作業の効率性や安定性を高めるため、人工知能(AI)の活用を含めた技術開発を推進する方針であることが36日、分かった、と産経新聞(3/7)が報じた。

311日の同省専門家会議で示される最終報告案に盛り込まれる見込み。大学入試の採点業務でのAI導入は国内初とみられるが、技術的な課題もあり実現までには曲折も予想される。AIは、文章の長さや語彙数など人間が入力した採点条件と照合して瞬時に正誤を判定する。採点事例が蓄積されることで具体的な判断基準を新たに学習し、多角的な判定ができるようになる。

 

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