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国立大新学部:「地方創生学部」ラッシュ、学生の力に期待

2016/01/06

  全国の国立大に「地方創生」を学ぶ新学部が相次いで開設される、と経済情報のビジネス+IT1/5)が報じた。その情報によれば、文科省の国立大改革プランで教員免許を卒業要件としない教員養成学部の廃止が打ち出されたのを受けた措置で、新学部を地域活性化の中核拠点と位置づけ、学生が地域の課題解決に立ち向かう。地方は今、人口減少と高齢化社会の進行、モノ、金の東京一極集中に苦しみ、消滅の危機に瀕している地域も少なくない。

  2016年春に設置される国立大の地方創生関係学部は、愛媛大社会共創学部、宮崎大地域資源創成学部、宇都宮大地域デザイン科学部、福井大国際地域学部、佐賀大芸術地域デザイン学部。このほか、静岡大は学部横断教育プログラムとして地域創造学環を設ける。ともかく、地域の魅力を発見する目を持ち、リーダーシップを発揮できる人材を新学部が育成できれば、苦境が続く地方に光が差してくるかもしれない。

 

 

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